地味マイラーの旅行記

旅行、マイル・ポイントのいろいろ

三井住友カードの比較~スタンダード・ナンバーレス(NL)・ゴールド(NL)~

2023年2月更新

最近三井住友カードのナンバーレス(NL)のゴールドカードのテレビCMが流れてて気になる。三井住友カード(スタンダード)をゴールド(NL)に切り替えるか検討してみた。結論、自分は三井住友カード(スタンダード)が年会費永年無料で、年間利用100万円も行かないサブカードとして三井住友カードを現状維持。自分の様に三井住友カード(スタンダード)を年会費永年無料で使っている人は少ないと思うので、現在普通に年会費を払っている人、これから三井住友カードに入会する人にはナンバーレス(NL)シリーズはオススメ。

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自分のメインカードはデルタのAmexゴールドとANAVISAカード。デルタAmexゴールドはスカイチームのエリートプラスのステータスのために維持。マイルはメインでANAマイルで貯めていて、全てのカードやポイントはANAマイルに交換できるようにしています。ちなみに、ターキッシュエアラインズで飛んで獲得したマイルはANAに付けるのではなく、そのままターキッシュで貯めています。ターキッシュならビジネスクラスのマイル積算率がクラシックプラス(スタアラS)以上だと+25%優遇されるし、有料航空券であればどの予約クラスのエコノミーでもマイル等でアップグレードできる。ターキッシュだとスタアラGですが、ANAだと平会員なので。コストコがAmexからマスター縛りになったので、マスターカードが必要ということで、サブカードとして三井住友カード(スタンダード・マスター)を持っています。2020年2月に三井住友カードがカードのデザインを新しくしました。その際の新規入会キャンペーンで年会費永年無料キャンペーンを期間限定で実施していました。通常、1,375円年会費がかかる三井住友カード。その当時、まさか三井住友カードから年会費無料のカードが後に発行されるとは思わず、速攻で三井住友カードのVISAとマスターを申し込みました。ANAVISAカードがあるにも関わらすVISAも申し込んだのは、今後2,200円年会費がかかるANAカードをいつか辞める日が来るかもしれないから念のため程度でした。そのため、VISAカードは作成して1年以上経ちますが一度も使っていません。。。では、ここから本題のカード比較。 

年会費
  • 三井住友カード1,375円。WEB明細利用で550円割引、825円。
  • 井住友カード(NL):年会費永年無料
  • 三井住友カード ゴールド(NL):5,500円。2021年9月30日までの申込みで初年度年会費無料。年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料

これまでサブカードのイオンカード&エポスカードをゴールドにするために100万円のカード利用を達成できてきたので、1年間集中して三井住友カードで100万円利用することは不可能ではないので、ゴールド(NL)に切り替えても年会費は永年無料にできる自信あり。この場合、スタンダードより(NL)とゴールド(NL)の方が年会費がお得ということになる。ただ、自分の場合は、三井住友カード(スタンダード)の年会費が既に永年無料なので変わりなし。

Vポイント

全カード、利用200円毎に1ポイント(還元率0.5%)は同じ。ポイントUPモール、ココイコ!、選んだお店でポイント+0.5%還元も同じ。違いは、①対象のコンビニと飲食店店舗でのポイント還元と②ボーナス/継続ポイント。

  • 三井住友カード:通常の0.5%に加えて+2%のポイント。計2.5%
  • 三井住友カード(NL):通常の0.5%に加えて+2%のポイント。更に、VISA/Masterのタップ決済で+2.5%のポイント計5%
  • 三井住友カード ゴールド(NL):通常の0.5%に加えて+2%のポイント。更に、VISA/Masterのタップ決済で+2.5%のポイント計5%

NLシリーズはタップ決済することで還元率5%になるけど、スタンダードは、どの様な支払い方をしても、還元率2.5%で変化なし。ここはどれだけ対象店舗を利用するかによってお得度が変わってくる。自分の場合は、コンビニ&マクドナルドはほぼ利用しないので、NLシリーズの+2.5%メリットは限定的。②ボーナス/継続ポイントは、毎年の利用額次第。

年間利用100万円超えるのであればゴールド(NL)の継続特典10,000ポイントはかなりおいしい(100円=1P。還元率1%)。スタンダートカードで例えば毎月10万円、年間120万円利用したとしても、100Px12ヶ月=1,200Pにしかならない。

ショッピング補償

お買い物安心保険。カード決済して購入した商品が壊れたり、盗まれたりした時におりる動産総合保険。対象期間は購入日から200日間、自己負担が1事故につき3,000円は同じ。

スタンダードカードだと、支払い方により対象にならない場合があるけれど、手数料が発生しないようにマイ・ペイすリボを設定しておけばリボ払いにはなるので問題にはならない。補償限度額が異なるけど、100万円を超える商品を買うことはないので、あまり違いなし。一番、破損が気になる携帯は補償の対象とならない主な商品(携帯式通信機器)なので、どのタイミングでこの保険を使うことがあるだろう?今どき旅行に行ってもデジカメ使うこともなくなったし。3,000円の自己負担をしても保障してもらえる物って、買ったばかりのバッグやコートを盗まれるとか?

旅行傷害保険

全カード、海外旅行傷害保険はついてます。補償対象期間は3ヶ月。ゴールド(NL)はそれに加えて国内旅行傷害保険(傷害死亡・後遺障害のみ)もついてます。どれも最高2,000万円の保険ということになっているけど、それは傷害死亡・後遺障害といったかなり極論の場合。海外旅行時に保険利用が多いのは、旅行先で病気になった、怪我をしてしまった時に必要となる傷害・疾病治療費用、それと持ち物を盗難被害になった時の携行品損害。

  • 三井住友カード利用付帯、傷害・疾病治療費用50万円、携行品損害15万円。
  • 三井住友カード(NL):同上。利用付帯、傷害・疾病治療費用50万円、携行品損害15万円。
  • 三井住友カード ゴールド(NL):利用付帯、傷害・疾病治療費用100万円、携行品損害20万円。

どのカードでも傷害・疾病治療費用、50万~100万円はかなり心もとない補償額。特に利用付帯で、これだけなのはやはり年会費が無料又はお安い金額だからでしょうか。他の海外旅行傷害保険と組み合わせて最低300万円ぐらいあったほうが安心。利用付帯でこの金額なら、自分なら2021年10月から利用付帯になるデルタAmexゴールドで航空券などメインの部分を支払って傷害・疾病治療費用300万円の方がよい。また、自動付帯で傷害・疾病治療費用270万~300万円の補償がつくエポスカードもおすすめです。年会費無料でこの補償は本当にありがたい。

三井住友カードはコロナ禍で海外旅行を控えている人にも魅力的になるよう、海外旅行保険から別の保険を選べるこのと可能にした。

  • 日常生活安心プラン (個人賠償責任保険)
  • ケガ安心プラン (入院保険(交通事故限定))
  • 持ち物安心プラン (携行品損害保険)

個人的には補償額が低い利用付帯の海外旅行保険より、これらの方がありがたい。三井住友カード三井住友カード(NL)、三井住友カード ゴールド(NL)は違うカードなので、異なる保険を選ぶことが可能。補償額は、この3種類だと同額。

ゴールドカード特典

ゴールドカードには平カードにはない特典がつきます。これはVISAでもマスターでもほぼ同様の内容。

自分はデルタのAmexゴールド、エポスでVISAゴールド、イオンでマスターゴールドを持っているので、改めてゴールドカードの特典はいらないかな?と言う感じ。自分がよく使うのゴールドカード特典は、国内主要空港ラウンジと空港宅配。国内主要空港のラウンジに本人1名無料でアクセスできるようになります。(Amexゴールドは本人と同伴者1名まで無料) ANAJALの航空会社ラウンジとは異なります。羽田空港ではセキュリティの後にラウンジがありますが、他の国内の空港の場合、セキュリティの前にあるので、出発前にゆっくりとならない時もあります。そのため、基本、アルコールあり、おかきありのANAのラウンジを利用することがほとんどですが、羽田空港で朝発の時はベーグルといった朝食サービスがあるカードラウンジを利用しています。あとは、国際線で帰国時に空港からスーツケースを全国どこでも500円で宅配してもらってます。この特典を利用するには海外でゴールドカードを利用してレシートをJAL ABCカウンターで見せて、ゴールドカードで決済する必要があります。(Amexゴールドは1個はカードの利用に関係なく無料) ターキッシュだと夜7時に羽田着。疲れていてスーツケースを移動させる元気もないので。最近はスーツケースを持って移動していると、海外から帰国したのがバレバレでご近所に変な目で見られるかも?という心配から宅配にして目立たないようにしている部分もあります。マスターのゴールドカード特典を確認するにはカード番号が必要なのですが、マスターでもVISAでも特典はほぼ同じ。

結論

自分は三井住友カード(スタンダード・マスター)が年会費永年無料なので、年間利用100万円も行かないサブカードとして三井住友カードを現状維持。自分の様に三井住友カード(スタンダード)を年会費永年無料で使っている人は少ないと思うので、現在普通に年会費を払っている人、これから三井住友カードに入会する人にはナンバーレス(NL)シリーズはオススメです。

  • 三井住友カード:年会費を払ってこれを持つぐらいなら年間利用100万円でゴールド(NL)を持つべし。
  • 三井住友カード(NL):年間利用100万円超えない人対象店舗(セブン、ファミマ、ローソン、マクドナルド)を多用する人におすすめ
  • 三井住友カード ゴールド(NL):年間利用100万円を一度でも超えられそうな人対象店舗を多用する人におすすめ

自分はゴールドカードは既に持っているのでゴールド(NL)にもあまり魅力を感じない。ただ、これまで一度も使っていない三井住友カード(スタンダード・VISA)をゴールド(NL)に切り替えて一度年間利用100万円達成して年会費永年無料で維持しておくのもいいかな?年会費がかかる今のメインカードに替わってメインカードになる日が来るかもだし、海外旅行保険は自動付帯になるし、当面は対象店舗を使うときだけの超サブカードにしてもいい。三井住友カードで発行しているカードたちはVポイントが合算できるし、1P=1円でVポイントアプリでVISAとして使えるし、無駄にならないところがいい。実は、三井住友カード(通常マスター)を持つまでは、イオンのマスターカードコストコで使用していました。悪いカードではないけど、ポイントの使い勝手が悪く、イオンはANAではなくてJALと提携なのでANAマイルを貯めたい自分としてはイマイチだと思っていたので乗り換えた次第。ポイントの使い勝手も2021年秋から改善されそうなので、また追って記事を書きたいと思います。年会費高いけど、自分はとりあえずデルタのAmexゴールドが普段は活躍しています。いつ辞める日が来るだろう~