地味マイラーの旅行記

旅行、マイル・ポイントのいろいろ

2021年7月ターキッシュエアラインズ ビジネスクラス搭乗記

2021年7月時点、ビジネスクラスではドリンク&ホットミールのサービス等コロナ以前に戻りつつある。長距離路線(イスタンブール・東京)ではフライングシェフが復活したけど、まだ以前の様な前菜やデザートのワゴンサービスは復活しておらず。中距離路線ではトルコ文化を取り入れた新しいアメニティが登場。

2021年春にターキッシュエアラインズのビジネスに搭乗してアメニティをメインに記事を書きましたが、今回はイスタンブールから先の中距離路線のアメニティがMolton Brownから新しい物になっていたのでご案内。コロナ対策のアメニティとイスタンブール・東京のベルサーチのアメニティは変わっていなかったので過去の記事を参照ください。 

いつも乗るイスタンブールから先の中距離路線はヨーロッパ便の様なフルフラットにならないシートがヨーロッパ便より深くリクライニングで倒れる程度だったのに夏休みで予約が多くなっていたのか機材が良いものに変更になっていて、フルフラットだし、Wifiも飛んでる機材にグレードアップ。ゆっくり休めてよかったです。

   f:id:kh2021:20210718160256j:plain

中距離路線の新アメニティ(Devrim Erbil & Antipodes)

これまでのMolton Brownに変わり新しくアメニティとなったのはこちら。トレーで配布される際には、こちらの黄色を含め3色ありました。今後全色集めたい。

f:id:kh2021:20210718160753j:plain
f:id:kh2021:20210718160801j:plain

バッグはDevrim Erbilというトルコ人のコンテンポラリーアーティストの絵にフューチャーした物のようです。こちらは2016年発表のアヤソフィア。中に説明書きがありました。他の色のアメニティもイスタンブールをモチーフにした彼の絵にフューチャーしているのでしょう。今回3色しか見なかったけど、この説明書きの上部に8種類絵があることからもしかしたらアメニティのバッグも8種類あるのかも?これは集めるには時間がかかりそう。

 f:id:kh2021:20210718161832j:plain

そして中身ですが、こんな感じ。これまでと変わりなく靴下、アイマスク、耳栓、歯磨きセット、ボディーローション、リップバーム。歯磨きセットはこれまでプラスチックの袋にまとめられていましたが、脱プラなんですかね、袋がなくなっています。そもそもバッグは開けたらプラスチックのダグ(よく洋服の値札とかがつけられてるやつ)が取れるようになっているので改めて袋に入れなくても大丈夫となったのかも?ボディーローションとリップバームはAntipodesというニュージーランドのオーガニック・自然系のブランドに変更。これまでリップバームはどのブランドでも石油由来だったので、シアバター、ココナッツ&グレープオイル由来になったのは嬉しい。

f:id:kh2021:20210718162441j:plain

中距離路線の機内食

ビジネスクラス機内食はメニュー配布も戻ってきて、ドリンクサービスもホットミールも復活してきて嬉しい限り。コロナ初期はビジネスクラスでもコールドフードのみのお弁当箱だった時は寂しかった。左がドリンクメニュー、右がフードメニューです。以前シャンパンはボトルサービスでしたが、今回はドリンクはグラスでのサービスでした。

f:id:kh2021:20210718163902j:plain
f:id:kh2021:20210718163911j:plain

食事は、引き続きコロナ対策ということでかなりプラスチックカバーを多用した感じになっています。朝ごはんということで、フレッシュオレンジジュースを頂きました。

f:id:kh2021:20210718164406j:plain
f:id:kh2021:20210718164416j:plain

焼き立てパンの復活も嬉しい。いつも食べているシリアルパンもありました。メインはオムレツをチョイス。飛行時間がまだ結構あったので、この後シャンパンを頂き、食後にWellness Tea Selectionsのdigistive teaを頂いて爆睡しました。

f:id:kh2021:20210718165000j:plain
f:id:kh2021:20210718165011j:plain
長距離路線(イスタンブール・東京)

コロナが始まって今までビジネスクラスは10人以下、少ない時は4人だけと言った状況だったのに、今回イスタンブール→東京のフライトは満席でした。オリンピック効果?今回はアメニティのベルサーチのバッグはピンクだった。これまで同様ヘッドフォンはDenon。貸し出しは記録されていて、到着直前に回収され、代わりにプラスチックヘッドフォンをくれます。2020年秋と2021年春では、エンターテイメントの映画に変化がなかったけど、今回ようやく映画コレクションが新しくなっていました。

 f:id:kh2021:20210718165800j:plain

ドリンクメニューは長距離路線は中距離路線よりもちろん充実。ワインメニューはこちら。基本トルコ産推しのメニューです。白ワインはトルコ産2種類、フランス産の3種類。赤ワインはトルコ産2種類、フランス産、スペイン産、アルゼンチン産の5種類。シャンパンはもちろんフランス・シャンパーニュ産でテタンジェ1種類。ロゼワインはトルコ産1種類。ポルトはもちろんポルトガル産で1種類。

 f:id:kh2021:20210718170809j:plain

その他アルコールでハードリカーやビールももちろんあります。ノンアルコールも。到着前に隣の人がエスプレッソ頼んでたけど、マシンが壊れて出せませんと言われてた。自分も到着前に濃いの飲みたかったけど、普通のコーヒー頼みました。残念。

f:id:kh2021:20210718171809j:plain
f:id:kh2021:20210718171820j:plain

長距離便は食事は2回。まずは出発後のメニュー。メインは3種類で、お肉、魚、ベジ・パスタから選べます。

  f:id:kh2021:20210718172250j:plain

こちらもプラスチックカバーがされた状態でサーブされます。こちらはプラスチックカバーを外したもの。コロナも心配だけど、コロナ感染対策でどれだけのプラスチックが消費されるようになったんだろうと心配にもなる。ちなみに機内で使用されるカトラリーはラウンジの様にプラスチックではなく以前のような金属製です。今回も大好物のシリアルパン。ちょっと暗くて分かりにくいですが、今回メインはお魚をチョイスしました。

f:id:kh2021:20210718173907j:plain
f:id:kh2021:20210718174205j:plain

長距離路線ではフライングシェフも復活。ただ写真の通り食事はトレーで運ばれて、メインをフライングシェフがワゴンで運んでサーブしてくれる程度。以前の様な前菜やデザートのワゴンサービスはまだやっていません。これらが復活するにはもう少し時間がかかるのかも?

   f:id:kh2021:20210718174512j:plain

到着前のメニューはこちら。中距離路線のメニューと同じ。

 f:id:kh2021:20210718174851j:plain

前菜は同じでもフライングシェフのセンスで盛り付けが違う。厳密には中距離路線はフライングシェフは乗っていなかったのでキャビンクルーのセンス。左が長距離路線(イスタンブール・東京)、右が中距離路線。左の方はオリーブがコロコロ転がった後が見られるので、揺れには右の盛り付けのほうがオリーブが安定していいかも。きっと、キャビンクルーの実践的盛り付け。

f:id:kh2021:20210718175321j:plain
f:id:kh2021:20210718164416j:plain

メニューが全く同じなので、今回はメインをオムレツではなく、トルコ料理に変えました。個人的には、深夜/早朝のイスタンブール離陸後のメニューを軽めにして、東京到着前のメニューを朝食ではなくて夕食扱いして手厚くしてほしいと思ったこの頃。

 f:id:kh2021:20210718175332j:plain

こちらを補完する記事を書きましたよければ参照ください。