地味マイラーの旅行記

旅行、マイル・ポイントのいろいろ

2023年イスタンブール空港・市内間の地下鉄とイスタンブールカード

イスタンブール空港・市内間の地下鉄が一部開通。空港バス、タクシー、Uber、送迎サービスに加えて市内までの交通手段の選択肢に。乗り換えが少し面倒なものの、市内まで1時間以内に約30リラ(約210円)で行ける一番経済的チョイス。

2022年のトルコ旅行の時には完成していなかったイスタンブール空港・市内間の地下鉄が一部開通し、乗り換えは多いものの地下鉄で市内にアクセスできるようになった。空港・市内間の地下鉄移動の情報共有。空港バス(Havaist)やタクシーに関しては、以前の記事を参照ください。

地下鉄駅までの行き方

国際線の手荷物受取場所からの出口は1つのみ。出口から出ると、右と左に分かれる。結局は目の前の出口11が地下鉄に一番近いものの、封鎖されていて使えない。右でも左でもアクセスできると思われるものの、トランジットホテル受付、空港バス乗り場が右手にあるので、常に右側からアクセスしてしまう。

右手、バーガーキング側。

進むと、現金両替所、現地SIM調達に便利なVodafoneあり。写真にはないもののVodafoneの隣に別会社Turk Telecomもあり。

自分はトランジットのみのため、DENTとFlexiroamを利用。

地下鉄に近い出口11と12は封鎖されていて使用できないので、遠回りになるものの出口13まで進む。地下鉄U Metro のマークがあるので分かりやすい。

出口13を過ぎたとところ左側にATMがあるので現金が必要な場合はここで引き出すことをお勧め。トルコでは街中にATMが結構かたまって何台かあり、機械にによってはトルコリラ以外にユールとドルの現金が引き出せたりする。左から2台目の機械のように目印があり。

出口13のところには、空港バス(Havaist)の階にいくエレベーターが右側にある。地下鉄とタクシーは出口13から出ます。

出口13の近くには交通機関案内のパネルがあり。出発時間や料金を表示しています。運行間隔は20分毎の運行間隔、Kagithaneまで約25分。2023年3月時点、地下鉄は9.90-12.77リラ。

ちなみに、空港バス(havaist)の出発時間と料金、タクシーの目安料金も確認することができる。2022年秋に空港・タクシム間の空港バスは67リラだったものが、87リラに値上がり。オレンジタクシーも290リラだったものが、約440リラに値上がり。

出口13を出ると左手側向かう。手荷物受取場所から出てきた出口の方向に戻る形。U Metroの表示があるので分かりやす。

地下鉄駅に続く動く歩道。屋根があるので雨が降っていても大丈夫。

後ろを振り返ると、出口11。ここが使える様になると、ここまで遠回りをしなくてもいいのになぜか封鎖。

動く歩道の様子と地下鉄駅のビルから見る空港ビル。ちょっと離れてる。

イスタンブール空港駅(Istanbul Havalimani)

空港ビルからの連絡橋で駅に到着した階から3階下に降りる。エスカレーターは同じ方向にしか設置されていないので、次のエスカレーターに乗るのに毎階少し歩くのでエレベーターがお勧め。

空港駅には券売機が2か所に設置されている。クレジットカードが使える機械が5台、現金のみの機械が3台。ただ、カードが使える機械5台全て機能していなかった。切符購入、イスタンブールカードの購入・チャージのためには現金を持参しておいた方がいい。ATMは近くになく、空港ビルまで戻る必要あり。2023年3月時点、地下鉄の切符は1回券は20リラ。2回券30リラ、3回券50リラ。ただ、機械に3回券は買わないようにと注意書きがあった。最新情報は、イスタンブールメトロのサイトで要確認。お得なイスタンブールカードに関しては、後述参考。

改札は入る側と出る側が分かれているので、入る側の機械にイスタンブールカードをタッチして入る。小さな画面に、引かれる料金とイスタンブールカードの残高が表示される。地下鉄初乗り料金の9.90リラではなく、12.77リラ引かれていたと思う。

地下鉄の営業は朝6時~深夜0時。羽田発のフライトは5時過ぎにイスタンブール着なので、パスポートコントロールを通ったりしていれば、6時過ぎにはなるので、地下鉄は既に営業している。ただ、8時前に市内に到着して何をするかが問題。

Kagithane乗り換え (M11-M7)

空港線のM11は最終的には観光に便利なM2にGayrettepeに接続される予定。2023年3月時点では、その1つ前の駅、Kagithaneまでしか開通していない。そのため、KagithaneでM7に乗り換え、2駅乗ってMecidiyekoyでM2に乗り換える必要がある。

駅は空港線らしいデザイン。イスタンブール地下鉄の乗り換えは一度改札を出る必要あり。出口でカードをタッチする必要はなし。

イスタンブールの地下鉄は地下で繋がっているものが多いものの、KagithaneでM11・M7間を乗り換えるのには一度地上に上がる必要あり。M11の駅は地下。

M7の駅は地上。屋根はないので天気が悪いと大変。

Mecidiyekoy乗り換え (M7-M2)

M2に乗り換えるには出口4を目指す。M7のMecidiyekoy駅はかなり地下深く、エスカレーターを4回ぐらい乗る必要があるので、エレベーターを使うのも便利。

改札を出るとM2乗り換えは右側に進む。駅は地下で繋がっていて、カフェなどショップもいくつかある。M2に乗ってしまえば、新市街も旧市街もどちらにもアクセス良し。2回乗り換えがあることと、電車を待つ時間があるので、空港・市内間の移動には約1時間は見ておいた方が無難。早く空港線M11がM2のGayrettepeまで延長されることを祈る。そうすれば乗り換えは1回のみで、必要移動時間も短くなるはず。

イスタンブールカード

イスタンブール市内移動に便利なイスタンブールカード。以前に少し記事は書いたものの、今回は追加情報。イスタンブールカード自体が50リラ、返金不可なのは、2023年3月時点でも変更なし。地下鉄の初乗り料金は、2022年秋は7.67リラだったものが9.90リラに値上がり。乗り換え料金は、1回目7.09リラ、2回目5.38リラ、3回目以降3.40リラ。最新情報は、イスタンブール交通局のサイトで要確認。

毎回改札を通る度に、カードの残高を確認していないので、不確かだが、乗り換え料金が適用されていないように思う。想像より早くチャージした金額がなくなって改札が通れなくなってしまった。2023年1月~無記名のイスタンブールカードには乗り換え料金が適用されなくなったとの噂もある。空港から2回乗り換えをして市内に出ると、乗り換え割引があれば、9.90+7.09+5.38=22.37リラ。毎回初乗りを払うと、9.90リラx3回=29.70リラ。空港から行き1回で、7.33リラの違い。往復するのなら14.66リラ。2023年3月時点、1リラ=約7円なので、約100円。空港・市内の往復だけでなく、市内移動で他に乗り換えをするなら更に差が広がる。もともとトルコは交通費は安いものの、可能であればお得に旅したい。無記名カードを登録しようと思ったものの、恐らくトルコの携帯番号がないと登録できなそう。

サイトで登録しようと日本の携帯番号を入れても反応しない。

イスタンブールカードのアプリをダウンロードしても、登録の携帯番号の国番号がトルコしか選べない。アプリであればオンライン上でチャージができるということなので、リラの現金がなくてもクレジットカードでチャージができると思われる。クレジットカードでイスタンブールカードがチャージできる機会もかぎられているので、次回はトルコの現地SIMを購入してイスタンブールカードのアプリを利用しようかと検討中。