地味マイラーの旅行記

旅行、マイル・ポイントのいろいろ

2023年イスタンブール空港の乗り継ぎ

イスタンブール空港での乗り継ぎ、トルコ入国、ターキッシュエアラインズのホテルサービスとツアーイスタンブールに関してご紹介。

乗り継ぎ

飛行機が着陸しても、その後結構長い間滑走路から動いて、実際にゲートに到着するのは着陸からおおよそ10分後ぐらい。

日本便を含む長距離便が到着する場所はだいたい中心部から離れていたA、B、Fゲート、乗り継ぎとトルコ入国どちらの場合も一旦中心部に向かう必要あり。到着・乗り継ぎの場所まで8~10分と表示あり。動く歩道を使ってもかなり距離があると感じるレベル。中心部までに途中にトイレが何か所かあり。

到着階は出発階の1つ上なので、動く歩道のカラス張りのところから出発階の様子を見下ろすことができる。(こちらはFゲート側)

中心部に近づくと家族と高齢者用のファーストトラックあり。0歳~5歳の子供がいる家族と65歳以上は、こちらのファーストトラックでセキュリティを通って下の出発階に行くことができる。

それ以外の人は、到着階から1つ階を下りて出発階の乗り継ぎエリアへ。(こちらはABゲート側)

出発ゲート的に言うとAB側/空港の左側から中心部に向かった場合は、手前からトルコ入国のパスポートコントロール(青)、国際線乗り継ぎ(赤)、国内線乗り継ぎ(紫)の順。色分けされているので分かりやすい。

青のサインのトルコ入国パスポートコントロールの後が、赤のサインの国際線乗り継ぎ。乗り継ぎ便の搭乗券をかざして列に並び、セキュリティチェックを受ける。多くの人が乗り継ぐので時間によっては結構混んでる。待ち時間が表示され、この時は0~10分程度。ビジネスクラススターアライアンスゴールドのファストトラックはこの先。

ファーストトラックの入口にいる係り員がビジネスクラスまたはスターアライアンスゴールドのチケットか確認して通してくれる。

ABゲート側/空港の左側ととは逆のFゲート側/空港の右側に到着した場合はこんな感じ。

手前から国内線乗り継ぎ(紫)、トルコ入国のパスポートコントロール(青)、国際線乗り継ぎ(赤)の順。

どちら側から来ても国際線乗り継ぎ(赤)は1つしかないので、そこからは同じ。セキュリティが終わると、1つ上の出発階に上がる。

出発階に上がったところがこちら。

日本出発便はほぼ定刻または少し早めに出発するので、イスタンブールもほぼ定刻着で乗り継ぎでこれまで問題になったことはない。ただ、一度アフリカ出発便が大雨で出発が大幅に遅れて、乗り継ぎ時間が1時間を切ってしまった時は、航空機を降りて空港ターミナルに入ったところで、係員が待っていて、係員の案内で中心部まで行かずお急ぎ乗り継ぎセキュリティチェックの様なところを使って乗り継いだ。自分自身はラストコールで搭乗できたが、荷物は間に合わず、荷物が届くのを数日待った経験あり。

なお、ヨーロッパから到着の場合は、飛行機を降りたゲートの途中で、係り員に乗り継ぎがトルコ入国か確認され、乗り継ぎの場合はセキュリティは特になくそのまま出発階に誘導される。パリから到着時はこの搭乗ゲートから出てきた。トルコ入国の場合は、上記の到着階に誘導されトルコ入国することになる。

トルコ入国

青のサインが、トルコ入国のパスポートコントロール。実は外国人用とトルコ人用の2か所ある。出発ゲート的に言うとAB側/空港の左側から中心部に向かった場合は、まず外国人用で、その後にトルコ人用のトルコ入国のパスポートコントロール。トランジットで入国場合、パスポートと乗り継ぎ便の航空券をパスポートコントロールに出すとすんなり入国できる。日本人の場合、トルコ入国に際しては、パスポートの有効期限が6か月以上あればビザは不要。昔(コロナ前)、パスポート有効期限が6か月を切れてトルコにトランジットで入国しようとしたらビザ取得が必要と言われました。ビザは空港で即時取得可能なものの、確か1万円近く支払った記憶があるので気をつけましょう。

その先にあるのが、同じ青のサインでトルコ人用のトルコ入国のパスポートコントロール。トルコ国旗のサインがぶら下がってる。ビジネスクラススターアライアンスゴールドのファストトラックはトルコ人用の隣。今回到着時は外国人用パスポートコントロールは混んでなかったものの、混んでいる場合は少し歩くものの、ファストトラック利用が便利。

入国が済んだら、チェックイン荷物受け取り場所を通って出口に向かいます。トランジットの場合は、荷物は最終目的地で受け取るのでここで受け取る必要なし。下りると免税店あり。

出口は1つで荷物受け取りレーン16の近くなので、免税店を通過して左に曲がるか、免税店のところで左手に進む。免税店の他、トイレ、両替所、無料wifiマシンもあり。

出口は税関申告あり(赤)となし(緑)で分かれてる。トルコが最終目的地で大荷物(特に段ボール)の人は申告なし(緑)の出口でも途中で立っている係り員から止められているのも見ました。トランジットの場合、ホテルステイでも荷物は機内持ち込み程度で身軽なので止められることはないと思う。

ターキッシュエアラインズのホテルデスク

ホテルデスクは空港ターミナル出口13近くにあるので、荷物受け取り後の出口から出たら右(バーガーキング)側に進み、奥にある出口13を目指す。出口13まで向かうのは地下鉄に乗る場合と同じなので、写真付き詳細情報が必要な場合は、別記事を参照ください。

ホテルデスクと待合席。

結構並んでると思ったら、右側はTouristanbulの列でした。左側んおホテルデスクは全く並んでません。ホテルデスクで乗り継ぎ便の搭乗券を出してホテルをお願いすると、隣の待合席でしばらく待つように言われる。

しばらく待つと、係員から名前を呼ばれ、1つ下の階にあるシャトルバス乗り場まで案内される。事前予約はできず、ホテルも選べず、ホテルの使用状況でその時に割り振られる。以前記事に書いたがビジネスクラスの場合は、ほぼルネッサンス・ポラット。

エコノミークラスの場合は本当に分からず、今回はClarion Hotel。このホテルに割り振られたのは3回目。

ホテルサービス

ターキッシュエアラインズを利用して、イスタンブール空港での乗継時間がエコノミークラスは12時間以上(ビジネスクラスは9時間以上)ある場合、ターキッシュエアラインズが無料で空港外のトランジットホテルを手配してくれるサービス。注意点は、イスタンブール空港から次の目的地への乗り継ぎ便が一番早いフライトで、乗り継ぎ時間が12時間以上であること。例えば、乗り継ぎ時間が6時間のフライトがあるにも関わらず、乗り継ぎ時間12時間以上のフライトを選んだ場合は、無料のホテルサービスは適用にならない。乗り継ぎ時間が6時間のフライトが既に満席で予約できず、仕方なく乗り継ぎ時間12時間以上のフライトになる場合も適用不可。ヨーロッパ便は同じ目的地向けに1日に数便あるケースが多いので、予約時に乗り継ぎ時間が短いフライトが出てこない場合も念のためにフライトスケジュールを確認することをお勧め。ターキッシュエアラインズのホテルサービス詳細については、サイト(英語のみ)で確認ください。

ツアーイスタンブール (Touristanbul)

ちなみに、Touristanbulもターキッシュエアラインズがトランジット客に無料で提供しているサービスで乗り継ぎ時間が6~24時間のトランジット客が対象。乗り継ぎ時間に合わせて、2023年4月時点8つのツアーがあり。食事がついていたり、施設の入場もファストトラックで無料で効率よくイスタンブール観光ができる。ホテルサービスとは違い、Touristanbulに参加するためにあえてイスタンブールの乗り継ぎ時間を長くしても対象になるので、イスタンブールが初めての人にはお勧め。詳細はサイト(日本語あり)で確認ください。

待合席の隣の人はTouristanbul参加者でした。