地味マイラーの旅行記

旅行、マイル・ポイントのいろいろ

2022年トルコ周遊旅行:パムッカレ観光 (4日目)

トルコ周遊旅行4日目はパムッカレの石灰棚を観光。9月はまだまだ暑いので石灰棚の温泉に浸かったり、石灰棚を登ったところにあるパムッカレ温泉プールで泳ぐ人がたくさん。

カラハユット→パムッカレ

宿泊したホテルがメインストリートから離れているので、ちょっと歩きました。地球の歩き方のマップにはカラハユットのバス乗り場は1か所しか書かれていませんが、ホテル(リッチモンド)からメインストリートに出たところがちょうどバス停でした。既に日差しを遮るものがないので、日焼け止めと水分補給は必須。カラハユット・パムッカレ感はミニバスが走っています。地球の歩き方曰く、15分~20分間隔。バス停にはベンチがあったので気長に待っていると、10分ぐらいでバス到着。カラハユット→パムッカレ(約10分)のミニバス運賃は1人10リラ。支払いは現金のみで、直接運転手さんに渡します。

カラハユットからパムッカレ村中心部で降りたのは、自分たちのグループだけ。コロナの影響で観光客が少なくなったのかと心配しました。バス停で降りたところで、地元の人に言われた道が恐らく裏道だった様で住宅街を歩いて行きます。

メインストリートに出ると石灰棚が目の前に広がり、入口(Entry)とあるので、ここだと思って入ってみたら、石灰棚が見渡せる、アヒルがたくさんいるのどかな公園でした。

この公園に流れる温泉は冷たかった。池には白鳥のペダルボードがあり、その横にはカフェあり。石灰棚への入口は、石灰棚向かって右側にありました。

パムッカレ石灰棚

緩やかな坂を上っていくと途中に入口があります。石灰棚とヒエラポリス(遺跡)の共通の入場で、2022年9月時点、入場料200リラ。オーディオガイド(75リラ)の記載があるので念のために日本語もあるか確認すると、係りの人もかなり怪しく思っている様で、機械を日本語に設定して聞かせてくれましたが、日本語ではない言語が再生されていました。そのため、入場料だけ払って入場。

靴を脱いで歩きます。靴を入れられる袋を持っていくと邪魔にならず便利。パムッカレは「綿の城」という意味をもつそうですが、石灰なので硬いです。

青空に白が際立ちます。

歩道横を流れる温泉。こちらはよい湯加減で、しばし足湯。

石灰棚で入れるのはこのエリアだけです。棚によって温かくない水のところもあり。水着を着てきて全身で入っている人もいれば、足だけの人も。せっかくなので、下は濡れてもよい、又は足湯ができる格好で来るのがよいと思います。この歩道は場所によって石灰が尖っていたり、破片で足の裏が痛いエリアがあります。特にこの終わりのエリア。ただ、靴やサンダルを履いて歩くと係りの人が厳しくチェックしていて注意を受けます。歩道を登りきると、アイス、飲み物、軽食、お土産を扱うショップがあり、木陰のテラスになっていて一息つけます。

別サイドの石灰棚は完全に干上がっていて、温泉で満たされていた白にブルーの美しさとは対照的で衝撃を受けます。ガイドブックに、あまりの開発ラッシュで温泉は涸れつつあると言うのを実感。

限られた温泉を一部に排水して景観を保っている様子。

パムッカレ温泉プール

石灰棚を登り終わって、ヒエラポリス博物館を過ぎるとパムッカレ温泉プールがあります。こちらは入場はできますが、温泉プールに入るのは別料金。宿泊先を温泉ホテルにしたので、ここでは温泉に入らず外から眺めるだけだったので料金未確認。ここで温泉に入るのなら水着は持参しましょう。ロッカー、シャワー、トイレあります。温泉プールの周りには軽食レストランもあります。

深くなってるエリアにはロープが張ってあります。湧き出しているところに近いエリアは更に深くなっています。湧き出しているところには柵があり近づけません。

温泉が湧き出ているところ。小さな泡が見えます。そしてコインも投げられています。源泉のところには手押しポンプが2つ設置してあり、汲むことができます。飲んでいる人がいたので、自分も飲んでみましたが、微炭酸ですが、残念ながら美味しいものではありませんでした。

ヒエラポリス (遺跡)

石灰棚を登り切ったところにあるヒエラポリス博物館には小物が室内に、建造物の一部が屋外に展示されている。3Dプリンターで復元した像の展示もありましたが、劇場以外、現在の遺跡から当時をイメージするにはかなりの想像力が求められる。写真のアポロ神殿周辺は何かの作業中。

遺跡の上を飛び、石灰棚をゆっくり下りていく、パラグライダーをいくつか見かけました。ホテルでは飛んでる気球を1つ見ました。

ヒエラポリスで一番目を引く劇場。上から見下ろせます。下には下りれません。

どれだけ遺跡に興味があるかですが、遺跡はかなり広いエリアに点在していて、日差しを遮るものはほぼありません。快晴の中、自分たちは石灰棚で写真を撮ったり、泥パックをしてり、足湯をしたりと、かなり時間をかけて登りました。博物館の室内で日陰で涼み、温水プールを眺めて、劇場の丘に登るとかなり疲れました。涸れている石灰棚沿いの遊歩道を歩いて、たくさんの遺跡は遠目に見て終了。石灰棚のところにあるカフェでサンドウィッチをと冷たいものを買って、木陰のテラスで一休みして、石灰棚の歩道を下りました。

パムッカレ→カラハユット

パムッカレ石灰棚を下りた入口・出口周辺にタクシーも停まっていましたが、帰りも行きと同様ミニバス利用。写真のバスが、デニズリ・パムッカレ・カラハユットのミニバス。こちらはデニズリ行き方向のバス停。特に目印はなし。

こちらがカラハユット行き方向のバス停。こちらも目印なし。旅行会社が並んでいます。そのうちの1つ、Pamukkale-Anadoluはバス会社でもあり、翌日のデニズリ→セルチュク行のバスを予約してチケットを購入。しばらく待っているとバスが到着。既に夕方で地元の人も使うようで満席というか立っている人もいました。

ホテル近くのバス停のある交差点。乗り込む時はカラハユット行きと言って料金を支払って、カラハユットのどことは言っていないので、停まってくれるか心配になりスマホのマップで場所を確認しながら、近づくと降りる合図を送りました。結局、こんな場所ですが何人か降りたのでそれほど心配する必要はなかったかも。