地味マイラーの旅行記

旅行、マイル・ポイントのいろいろ

2021年春コロナ禍、ターキッシュのトランジット in イスタンブール (トルコ入出国・ホテル・ラウンジ)

2021年7月19日更新:202179日~日本政府はトルコを「水際対策上特に懸念すべき変異株に対する指定国・地域」に追加指定したので、トルコからの帰国者は検疫所長が指定する場所において3日間の待機が必要になりました。日本帰国の場合はトランジットでのトルコ入出国は要注意。

2021年6月1日更新:2021年6月1日~日本の特別扱いがなくなり、日本からはトルコに入国するには、陰性証明書(入国72時間前のPCR検査か、48時間前の即時?抗原検査)、ワクチン接種完了証明(渡航前14日前)、コロナ感染後完治した証明書のいずれかが必要になります。引き続き、隔離なし。

2021年5月23日更新:2021年5月15日~日本からトルコへ入国する場合はPCR検査陰性証明提示不要になってます。

2021年4月時点、トルコではこれまで通り、トランジットでPCR検査陰性証明書があれば入出国が可能で隔離なしだが、渡航先の検査結果ルールも要チェック。ターキッシュのホテルサービスは継続中、ツアーイスタンブールとストップオーバープログラムは一時停止中、M&Sラウンジだけ開いてる。

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ターキッシュエアラインズを利用する多くの人がイスタンブールは最終目的地ではなく、乗り継ぎをして最終目的に向かうと思います。ターキッシュはイスタンブールの乗り継ぎ客用に3つのプログラムを用意しています。(注:ターキッシュで乗り継の人のみ利用可能)

  • ツアーイスタンブール(現在コロナのため、一時停止中)
  • ホテルサービス
  • ストップオーバープログラム(現在コロナのため、一時停止中)

今回は、コロナ禍でもプログラム継続中で、自分自身が利用したホテルサービスについて紹介します。

<対象者>

こちらはイスタンブールで長時間トランジットの人にターキッシュが無料でイスタンブールのホテル滞在を提供してくれるサービス。対象者は、ターキッシュを利用してイスタンブールで乗り継ぎをする、かつ一番早い乗り継ぎ便への乗り継ぎ時間がビジネスクラスは9時間以上、エコノミークラスは12時間以上ある人。ツアーイスタンブールはこちらの都合で、無料ツアーに参加したいから、最初の乗り継ぎ便じゃなくてその後の乗り継ぎ便にしちゃおうと自分で乗り継ぎ時間を長くしても利用できますが、ホテルサービスでは対象外になります。また、こちらの都合ではなく、最初の乗り継ぎ便が満席で次の便を予約した場合でも対象外になると聞いたことがあるので、要チェックです。ただ、コロナ禍の現状では、満席ということはない気がします。ほぼ日本語訳されていませんが、詳細は下記のサイトを見てください。

<準備>

トルコに入国にあたり事前にオンライン登録と出発72時間前に受けたPCR検査の陰性証明書が必要になります(最新入国条件は、上記に更新情報あり)。ほとんどの方は渡航先に入国するためPCR検査を既に受ける必要があると思うので、問題ないと思います。オンライン登録はこちらのサイトで英語かトルコ語で行います。(トランジットでもトルコに入国しない場合は必要ありません)

トルコでの住所を入力する必要がありますが、ホテルサービスで割り当てられるホテルは当日にしか分からないので、自分は都市はイスタンブール、その後はターキッシュエアラインズが提供するホテルと入力しました。登録が終わるとQRコードのついたフォームができます。チェックインカウンターやトルコ入国の際に提示する必要があると思い、自分は念のためプリントアウトしました。

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<チェックイン&入国>

羽田空港のチェックインの際、念のため、トルコ入国のオンラインフォームを提示して、トランジットのホテルサービスが利用できるか確認したところ、トルコ入国には問題なく、ホテルサービルも利用できるが、自分の渡航先は出発72時間前のPCR検査の陰性証明書の提示が入国の条件のため、トルコで入国すると日本で受けたPCR検査結果が無効になってしまうと言われました。実際は、トルコ入国時にPCR検査陰性証明書の提示は求められたものの、オンラインフォームの提示は不要でスムーズでした。トルコ出国も、渡航先での日本のPCR検査結果での入国も全く問題ありませんでした。ただ、渡航先により要求される検査結果ルールが異なるので、トルコ入出国する場合は事前に確認してください。最悪、イスタンブールの空港でPCR検査は受けられますが、結果が出るまでに4時間ぐらいかかったと友達から聞いています。(2020年の話)

2021年7月19日更新:202179日~日本政府はトルコを「水際対策上特に懸念すべき変異株に対する指定国・地域」に追加指定したので、トルコからの帰国者は検疫所長が指定する場所において3日間の待機が必要になりました。トランジットでトルコで入出国せず、空港内で長時間トランジットを過ごす記事を書きました。

<ホテルデスク>

ホテルサービスは事前の予約は不要です、というかできません。入国後、広大な手荷物引き取り場所を歩いて出口から出たら、右側にバーガーキングがあるのでそれを超えてどんどん右奥に進みます。その間、携帯屋さん、バス、ホテル、旅行会社のブースがあり、かなり奥にターキッシュのホテルデスクがあります。そこで搭乗券を渡して受付をして待ちます。場合によりますが、長いと30分ぐらい。旧空港(アタテュルク)では、スターバックスがホテルデスクの隣にありコーヒーを飲みながら待ったり、ビジネスクラスとエリートプラス(ターキッシュのマイルメンバー)だと向かいにあるアライバル・ラウンジで待つことができましたが、現在は銀行のATMしかない普通の空港の待合エリアで待ちます。新空港にはまだアライバル・ラウンジはできていません。ラウンジを作る予定だった?一番奥のエリアは、現在PCR検査センターになっています。Airport Map | Istanbul Airportに日本語で追記してみました。

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<ホテル>

割当ホテルが決まったら担当者が待合場所まで来て名前を読んで搭乗券を返してくれます。エレベーターでシャトルバスがあるところに連れて行かれて、担当者から運転手にホテルの予約表が渡されて、自分たちはシャトルに乗ればホテルに連れて行ってくれます。ホテルはビジネスとエコノミーで異なります。自分は、ビジネスクラス用のホテルは旧空港の時から100%ルネッサンス・ポラット。旧空港の時は近くてよかったですが、新空港になってからは遠いです。コロナ禍のイスタンブールは週末だと外出規制があるので車は以前より少ないですし、早朝だと30分ぐらい。以前のように渋滞すると1時間ぐらいかかります。ホテルに到着したら運転手さんがホテル予約表を受付に出してくれて、ホテルにチェックインします。

 コロナ禍のルネッサンス・ポラットに関しては、別の記事で詳細を書いているので参考にしてみてください。

旧空港の時、自分はエコノミークラス用のホテルは、空港に近かったり、市街だったり、ほぼ毎回違いました。確か6回で、ホテル4か所利用しました。(2つのホテルは2回利用) 新空港に移転してからはビジネスしか乗っていないのでエコノミーのホテルを経験していませんが、先日空港息のシャトルでエコノミーの人をプルマンでピックアップしました。固定のホテルなのか、以前同様に毎回異なるのかは不明です。

<出国&ラウンジ>

ホテルにチェックインする時に、シャトルバス&チェックアウトの時間を教えてくれます。チェックアウトの目安はフライトの3時間前です。空港・ホテルの距離が伸びたので、ホテルでゆっくりできる時間は減ってます。ビジネスだと、優先入口5番の前でシャトルを止めてくれます。チップを要求してくる運転手さんもいますが、キャッシュレスで生きているので、手持ちがなくチップを渡したことはありません。空港ビルに入ったところで、大きなX線の手荷物チェック。ビジネスのチェックインデスクのところを通れば、優先イミグレカウンターがあります。日本とは逆でイミグレ→セキュリティの手荷物&身体検査です。出国時にはPCR検査結果は求められず、パスポートと搭乗券たけでOKです。

現在、ターキッシュのラウンジはM&Sラウンジだけで全てのお客を受け入れていて、ビジネスラウンジは閉鎖されています。席の数を減らしているので、2020年秋と比較すると2021年春は、結構混んでいました。キョフテ、ピデのホットミールはありますが、以前のようなフルサービスにはまだ戻っていません。サラダ、デザート等は1人分ずつプラスチックカバーをかけて置いてあります。ウィーンの老舗デーメルのデザートはありません。

2021年7月19日更新:M&Sラウンジについて詳しい記事を書きました。