地味マイラーの旅行記

旅行、マイル・ポイントのいろいろ

ルワンダ キガリのタクシーアプリ Yego Rwanda

ルワンダの首都キガリではタクシーアプリのYego Rwandaが便利。ただ、アプリで全てを完了できず、時にはキニアルワンダ語が求められる。タクシーが捕まるエリアでも事前にこのアプリを使えばおおよその料金が分かり交渉しやすい。

アフリカを含め途上国での移動でタクシーを使用する場合、メーターがついていないことが多く、旅行客としては適正価格なのか否か見極めが難しい。そのため、途上国での配車アプリのようなものは重宝する。ルワンダの首都キガリではタクシー・バイクタクシーのアプリYego Rwandaがありなかなか便利。実際に利用しなくてもおおよその料金が事前に確認できる。自分は実際タクシーがなかなか捕まらない時間帯や場所で活用。

初期設定

Yego RwandaはiPhoneならApple Store、アンドロイドならPlay Storeで入手可能。こちらはアンドロイド用。まずは初期設定としてSMSが受け取れる携帯電話番号を入力。アプリの対応言語は、英語、フランス語、キニアルワンダ語、スワヒリ語

携帯電話番号は日本の番号も選ぶことが可能。自分は現地で調達したルワンダの番号を使用。携帯番号を入力するとSMSで認証番号が送られます。

携帯にSMSで承認コードが届くと自動で入力されると思いますが、されない場合はSMSで認証コードを自分で入力。認証が済むと、ユーザーネームを設定します。携帯電話は認証済みなので変更不可ですが、ユーザーネームは後で変更可能。E-mailはオプションなので自分は登録なし。

支払い設定 (設定なしで問題なし)

アプリ内に入ると自分のいるエリアが表示されます。左上の赤線3本のところをタッチすると上記のメニューが出てきます。ここでPayment(支払い)をタッチ。支払い方法は3つ。デビット/クレジットカード、Yegoウォレット、現金。初期設定は現金払い。

登録できるデビット/クレジットカードはVISAかマスター。自分は現地通貨の両替を最小限にしたかったので、クレジットカードを登録して、支払いをクレジットカードにしたものの、ドライバーに常に拒否され、モバイルマネーか現金での支払いを求められた。Yegoウォレットはプリペイドシステムで、クレジットカードでチャージできればと思ったものの、Yegoウォレットにチャージできるのは、ルワンダのAirtelとMTNモバイルマネーか、自分は知らないSpennというものからのみ。旅行者には使い勝手が悪い。デビット/クレジットカードの支払い方法は使えたらラッキーぐらいで現金支払いを想定して現金持参をお勧め

使い方 (タクシーの呼び方)

まず、タクシー(Cab)にするのか、バイクタクシー(Moto)にするのか選択。周りにタクシーがいれば地図上に表示され、このエリアでタクシーを依頼した場合、到着にかかる想定時間が分かる。この場合、タクシーもバイクタクシーも同じ。Continueで乗り物を選んだ後は、乗りたい場所を指定。ピンが画面中央にあるので、地図を動かしてConfirmで確定。デモで映画「ホテル・ルワンダ」の舞台になったホテルデミルコリンズに指定。実際、このホテルに宿泊しましたが、丘の上にあり見晴らし良し。建物自体は古さを感じさせるものの、部屋はきれいにリノベーションされています。このホテルならYegoに頼らずとも、普通にタクシーを呼んでくれる。

次は降りたい場所を同様に指定。こちらもデモでキガリ空港に指定。確定すると、ルート、所要時間、距離と合わせて目安料金が表示される。9200ルワンダフラン。1ドル=1000フラン程度なので、約9.20ドル。

なぜ目安料金なのかと言うと、実際支払うのは通常のタクシーのように基本料金、走行距離、待ち時間等で変動。料金表はタクシーとバイクタクシーともにメニューで確認可。

最後に必要であれば支払い方法を変更可能。配車リクエストに変更がなければ、All okay, book my rideで予約を確定。ちなみに、同じルートをバイクタクシーにすると1490ルワンダフラン(約1.49ドル)。ルワンダのバイクタクシーはドライバーも顧客もヘルメットの着用が義務付けられているので、乗る際はドライバーからヘルメットを借りる。自分はまだ一度もバイクタクシーに乗ったことなし。

予約確定すると、近くのタクシーに情報が共有され、ドライバーが確定。何分で到着するのか、ユーザーネームとナンバープレート情報も確認できる。これまで数回このアプリでタクシーを呼びましたが、登録がルワンダの携帯番号なのか、電話がかかってきて場所を確認されることが多発。ドライバーは地図が読めないのか?しかも、ドライバーによっては英語での会話がままならず、周りのキニアルワンダ語が話せる人にお願いして場所を説明してもらったこともあり。日本の携帯番号を登録した場合、恐らく電話はかけてこないと思うので、無事にドライバーが呼んだところに来るのか謎。タクシーが到着すると、予約したときに表示されるコードをドライバーに伝えて、ドライバーがコードを入力することで乗車したことが確認される。そして、予約時に行き先を登録しているにも関わらず、ほとんどのドライバーが、「で、どこ行くの?」と行き先を確認してくる。アプリをよく見てないのか、地図が読めないのか。目的地に到着すると料金が表示され、その料金を支払う。これまでカードが使えたことはないので、常に現金。こちらが1000ルワンダフラン(1ドル)以下の現金は持っていなかったりしても、ドライバーも細かいものを持っておらず、お釣りがない場合がほとんど。

空港行に関しては、ターミナル前に寄せるのに駐車場に入ることになるので、駐車料金が別途かかる。当初、このシステムを知らず、行き先が空港と分かるとドライバーが何かキニアルワンダ語で説明してきて、意味が分からず周りに助けを求めて、追加料金がかかり表示された料金より割高になることが分かった。便利なアプリだが、カードでの支払いが普及すること、ドライバーがアプリを十分理解すること等改善は期待したい。

ルワンダはFlexiroamのグローバルプラン対象国。データ通信はやや不安定なものの使えます。