地味マイラーの旅行記

旅行、マイル・ポイントのいろいろ

2022年エチオピア航空 ビジネスクラス搭乗記

2022年春時点、ビジネスクラスのサービスは通常なものの、エチオピア航空の出発時間、成田空港第一ターミナルで利用できるラウンジはない状況。アディスアベバではビジネスクラス用とスターアライアンスゴールドメンバー用のラウンジが営業中。エコノミークラスの予約でもオークション制でアップグレードできるチャンスあり。預入荷物は23kg x 3個なので要注意。

新地開拓、エチオピア航空に数回乗る機会があったので、ビジネスクラスの様子をご報告。

中・長距離便(アディスアベバ・東京含む)

ピローと毛布というより掛布団(ピロー下の緑色の袋入りの物)が既に座席に置いてあります。

ヘッドフォンはモニターの下の棚に。2席ずつの配置です。フルフラットになるシートだけど、窓側の列は足元が少し狭くなっています。

肩のあたりにマルチのコンセント、USBとヘッドフォンのプラグ、飲み物置き場があり、スマホの充電に便利。反対側にリモコン類がまとまっています。

ウェルカムドリンクにシャンパンを頂きました。モエシャンでした。あとアメニティとペットボトルのお水が配られました。アメニティは緑と赤を見ました。エチオピアンカラーでしょうか?まだ見たことないけど、黄色もあるのかな?それとも黄色はエコノミークラス用なのか。  

このアメニティのバッグ、吊るせるようになっていて、何気に便利です。個人的にもう少し大きめの無印の吊るせるバッグを旅行で使ってます。短期の旅行にこの小さいサイズはいいかも?中身は、靴下、アイマスク、耳栓、リップクリーム、ヘアブラシ、歯ブラシ、歯磨き粉、デンタルフロス、ボールペン、衛生キット。

衛生キットの中身は、マスク、ワイプ2つ、除菌剤1つ、そして中国の検品合格証。

食事メニューとワインメニューの配布はありませんでしたが、食事はカバーがされてサーブされるものがあるものの結構通常のサービスに戻っている印象。コロナ前の通常が分からないので想像ですが。後で、気が付いたのですが、モニターにFood Menuというものが。。。(写真はエコノミークラス搭乗時) 上空オフライン時に言われても困る。最近、エチオピア航空も機内wifiの機材増えているけど、有料で、結構高い。

 

長距離便(アディスアベバ・東京間)は、食事は2回。中距離便は、食事は1回。長距離便の出発後の1回目がメインメニューで中距離便とほぼ同じ内容な印象。

違いは、長距離便では前菜の前にスナックがでました。

前菜は選べる普通に出てきたと思います。お肉とお魚バージョンを経験しました。サラダはほぼ同じ。

メインは選べました。こちらもお魚(正確にはシーフード)とお肉バージョンがあります。自分は前菜がお肉の時にはメインをお魚に、前菜がお魚の時にはメインをお肉にしてみました。

アルコールでワインをお願いすると、エチオピアのワインがあると言うので頼んでみました。南アフリカ以外のサブサハラアフリカの国でワインを生産しているとは驚きです。白ワイン、シャルドネ。ワイン通ではないので、レビューは別サイトを参照ください。お土産に買ってみんなで飲んでみたい。(アディスアベバ空港で売ってました。空港の別記事を参照ください)  

デザートはワゴンで運ばれてきて選べます。一度はがっつりチーズとケーキを頂きました。別の機会にはフルーツだけシンプルに頂きました。ケーキはエコノミークラスの食事についている様な感じでした。ごめんなさい、キャロットケーキ大好物ですが、完食できなかった。

アディスアベバ・東京の長距離便では、2回目の食事は朝ごはんの様なスタイル。メインは確か選べてこちらはフレンチトーストだったかな?

短距離便

アフリカ大陸内でも、中距離線もあって、上記のような長距離便と同じ機材もありました。今回搭乗したのは飛行時間が2時間ぐらいの短距離のフライト。

きちんとした座席の写真を撮り損ねましたが、座席はフルフラットにならないもので、こんな感じです。

食事は、ワントレーのものでした。メインはお肉とお魚が選べて、こちらはお魚メニュー。パンも後から配られます。

ラウンジ、アップグレード、オンラインチェックイン

エチオピア航空は成田空港に就航しています。出発時間は夜の21:10。コロナの影響で未だ欠航便が多いので、第一ターミナル出発の最終便。ターキッシュエアラインズが成田に就航していた時の様に出発時間前倒し。

成田空港でエチオピアン航空で飛ぶ場合、ビジネスクラスでも、スターアライアンスゴールドメンバーでも、ラウンジは使えませんスターアライアンスANAUAも閉まっています。そもそも、UAのラウンジは一時閉鎖中で、ANAのラウンジ利用で対応している様です。ターキッシュエアラインズの羽田空港では出発時間は同じぐらい遅いですが、ANAのラウンジが使用できて、しかもビジネスラウンジが閉鎖になっていてスイートラウンジが利用できていたので驚きました。最初は、ラウンジが利用できないと知らず、早めに空港に到着してラウンジでゆっくりシャワー浴びて食事しようと考えていた自分はかなり困りました。

追記:2022年12月時点で、ANAラウンジの営業時間が延びて利用可能なこと確認済み。詳細は下記別記事を参照ください。

出国後は、お店&レストランは全く開いてません。エチオピアン航空出発時間が遅すぎるのか、コロナの影響で早い時間でも閉まっているのかは謎です。路面店系は一時閉鎖の案内がシャッターに貼ってあったのでコロナの影響でしょう。色々取り扱う免税店ではその様な案内は見なかったので時間のせいかもしれません。

何かするなら出国前です。お店&レストランも開いておらず、フードコートも閉まっていましたが、コンビニは開いていました。出発フロアから1階上がったところにローソン。自分は行きませんでしたが、チェックインの係員の方が、到着階にはミニストップがあって開いていると言っていました。

乗り継ぎのアディスアベバ空港は、エチオピア航空の本拠地。ラウンジはきちんと開いています。イスタンブール空港のターキッシュエアラインズの様に、ビジネスクラス専用ラウンジ(Sheba Cloud Nine Lounge)とスターアライアンスゴールドメンバーが利用可能なラウンジ(Sheba Platinum/Star Gold Lounge)があります。

エチオピア航空のアップグレードはオークション制です。エコノミークラスを予約しているとメールで案内がきます。ビジネスクラスへのアップグレード以外にも、エコノミークラスで隣のシートをブロックする案内メールもきます。

アップグレードの最低入札価格は路線によって異なります。東京・アディスアベバ間は、アップグレード最低入札価格は480ドルでした。一度応札してみました。コロナ禍で乗客が少ないお陰か、最低入札価格の480ドルで落札。地味に気をつけたいのが預入荷物の重さ。ビジネスクラスになると1個の重さが増えて32kg x 2個になる航空会社が多いですが、エチオピア航空の場合は23kg x 3個とエコノミークラスと1個の重さは変わらず個数が増加。現在、事前にオンラインチェックインをすると5kg追加重量無料キャンペーンを実施中(英国除く)。チェックインが可能になった時に届くメールに書いてあります。1個目は28kgまではOKかもしれません。ただ、このキャンペーンがいつまでなのか不明なので要注意。

トランジットホテル

ビジネスクラスの場合は、自動でエチオピア航空所有でアディスアベバ空港のすぐ近くにあるEthiopian Skylight Hotelになるだろうと思っていたら、空港から結構離れたRadisson Blu Addis Ababaでした。

到着が遅かったので、ホテルにチェックインする前に、レストランが閉まるので先に夕食を取る様に言われました。レストランのビュッフェでした。朝食も同じレストランでビュッフェでした。お部屋はキングベッド。イスタンブールのトランジットホテル(ルネッサンス)では常にツインだったので、キングベッドは贅沢な気分になれてうれしかったです。

空港での入国・トランジットに関しては、下記の記事にもう少し詳しく書いているので、こちらを参照ください。