イスタンブール空港内での長時間トランジットの過ごし方
イスタンブール空港での長時間滞在では、ラウンジ、ホテル、スパ等の選択肢があり。 2021年夏のコロナ禍、帰国後の隔離を避けるため、トルコに入国せず、どうしても12時間近くを空港内で過ごす必要があり、書き始めた空港内での過ごし方の記事を随時更新中。
コロナ禍、イスタンブール空港は日本の羽田空港と比較してかなり人がいたものの、営業は半分だっ。ターミナル左(ゲートAB)側のみのお店が開いていて、右(ゲートF・国内線)側のお店は閉まったままだった。
2022年からから既に右(ゲートF)側も通常営業していて、ショップにレストランと活気に溢れています。既にコロナ禍の様な滞在国による隔離条件もないので、長時間のトランジットの場合、ターキッシュエアラインズの無料ホテルや無料ツアーの利用もお勧めします。もちろん自力でのイスタンブール市内観光も。ショップやレストラン等空港全体の情報に関しては、イスタンブール空港のサイト(英語)を参照ください。
- ラウンジ:ターキッシュエアラインズ(M&Sラウンジ)
- ラウンジ:ターキッシュエアラインズ以外のラウンジ
- カプセル・ホテル:iGA Sleepod
- ホテル:Yotel (Airside)
- スパ:Ambassador Spa & Beauty
- スパ:Xpres Spa
- 気が変わった、やっぱり空港の外に出たい(乗り継ぎ/トルコ入国エリアに戻る)
ラウンジ:ターキッシュエアラインズ(M&Sラウンジ)
コロナ禍では、シャワーとプライベートスイート(ベッド付き個室)のサービスが一時停止してり、改装工事が行われて利用できるエリアが制限されていたものの、現在はコロナ前と変わらないサービスに戻ってる。恐らくコロナ前からの変更点は、恐らくラウンジ内でショルダーマッサージをしてくれていた人を見なくなったことと、ショップ側にあったカーテンで仕切られてた長椅子エリアがなくなったことぐらい。
ラウンジの様子については下記の記事を参照ください。
ラウンジ:ターキッシュエアラインズ以外のラウンジ
イスタンブール空港にはターキッシュエアラインズのラウンジ以外にも、プライオリティ・パスで入れるIGAラウンジ、スカイチームのラウンジあり。こちらはお隣同士。自分は残念ながらプライオリティ・パスは持っていないので、中に入っていないので不明。プライベートスイートみたいなのがあるなら有料でも次回入ってもいいかも?でも入り口を見る限りでは混んでそう。イスタンブール空港にターキッシュエアラインズのフライト以外で来ることはなさそうなので、このラウンジは自分には縁がなさそう。
カプセル・ホテル:iGA Sleepod
これまで気づかなかったカプセルホテル。ちょうどコロナ禍ではあまり使われてなかったターミナル真ん中ゲートDに降りていくところにありました。
1時間当たり、午前7時~午後7時は8ユーロ、午後7時~午前7時は11ユーロ。毛布、枕、枕カバーの追加が1時間当たり3ユーロ。プライオリティ・パスで3時間使用可能と受付の人が言っていました。カプセルの写真はオフィシャルサイトを参照ください。
ホテル:Yotel (Airside)
空港内にはホテルは1つだけ。他でも見かけるYotel(ヨーテル)。こちらはM&Sラウンジからもう少し奥に進んだ向かい側にあります。1階にYotel、2階にIGAラウンジ、スカイチームのラウンジとかがあります。
Yotelはトルコ出国後にアクセスできるAirsideと出国なしでアクセスできるLandsideの2つがあります。オンラインでは1泊の予約とかしかできないけど、ホテルに行けば4時間以上であれば1時間毎の時間制で利用可能。シーズン・時間で変動するのか不明ですが、2021年7月時点、自分が確認したのは、5時間81ユーロ、8時間111ユーロ。料金は確認したものの、結局ホテルでは休みませんでした。
スパ:Ambassador Spa & Beauty
IGAラウンジの横にスパがあります。イスでのマッサージやネイルとかは外から見える感じ。2階だし、こちらには空港美術館しかないから、あまり人通りは多くないと思うけど。
ネイル、マッサージ、ハマム、サウナ、シャワー、プライベートベッドルーム等、短時間から長時間まで対応した色々サービスがあり。受付にいたのはトルコ人の男性たちで、マッサージをしているのは東南アジア?東アジア?の女性たちといった印象でした。
HPに写真つきで詳しく情報が載っていますが、念のためサクッと内容が分かるメニューの写真もちょっと見にくいけど貼っておきます。
自分はたっぷり時間があったので、Pain Relief、5時間、169ユーロのパッケージを選びました。30分ぐらいのスチーム&ドライサウナ、90分のDeep Tissue Massage with Magnesium oil、3時間のプライベートベッドルームでゆっくりというプラン。クレジット・カードは使えますが、AMEXは使えず。まずは後で休めるプライベートベッドルームに案内してくれるので、そちらに荷物を置きます。この時に部屋の鍵も渡されます。部屋にある使い捨ての不織布でできたブラと短パンに着替えます。
使い捨てのスリッパもを履いて部屋を出ると、担当者がサウナの場所まで案内してくれます。サウナは貸し切り。スチームサウナはかなりの蒸気で、広いわけではないけど、外が見えなくなるほどでした。ドライサウナは結構低めの温度でした。担当者に言ったら温度を上げてくれたかもですが。自分は通常ドライサウナ好きなのだけど、今回はトルコということで、スチームサウナに長く入って温まりました。暑くなり過ぎた時にドライサウナに移りました。サウナのところにはバスタオルが置いてあり、シャワーブースもあって、シャワージェルとかも備え付けてあります。担当者が機内食についているようなプラスチックのパックのお水を途中持ってきてくれました。30分ぐらい経つと担当者がそろそろ時間ですと言いに来てくれます。自分はその後、シャワーをサクッと浴びてマッサージに向かいました。使い捨てのブラと短パンはこちらで脱いで裸状態にバスタオルをかけてくれます。90分と長いマッサージだとよく冷房で体が冷えてしまうけど、そういったこともなく、室温も寒すぎず。Deep Tissue Massage with Magnesium Oilは、脚(裏)→背中→腕→脚(表)→首周り→頭と丁寧にグイグイしてくれます。自分にとっては痛気持ちいい系のマッサージで、後で地味に揉み返しがきました。マッサージあまり慣れてない。オイルをつけてマッサージした手で頭も揉んでくれたので、髪がかなりオイリーにぺったんこになりました。せっかくのオイルなので皮膚が吸収するようにすぐにシャワーは浴びたくないし、と思って、結局日本帰国までぺったり髪でした。
マッサージが行われる部屋とベッドルームは分かれていて、可能な限り静かな空間になるようになっています。マッサージルームでは、たまにターキッシュバスの金属の洗面器があたるカンカンという音は聞こえました。奥にあるベッドルームで3時間休んでいるときは、途中の区画ドアが閉まっていて、他に誰もいないようだったので、静かにぐっすり眠れました。
マッサージルームの方にトイレ、洗面台、シャワールームもあります。休憩中にトイレに行きたい場合はこちらを利用。
スパ:Xpres Spa
今回気づいたスパ。上記のAmbassador Spa & Beautyよりかなりオープンなスペースで展開。マッサージチェアでの施術は横を通る乗客から丸見え。こちらは搭乗ゲートFエリアのショップ。
どうやらイスタンブール空港内5か所にあるので、トランジット時間が限られる場合も、近くのエリアで施術が受けやす。シャワーと睡眠もあるので、マッサージチェア以外の見えないところに、シャワールームと仮眠室があるのだと思われる。
気が変わった、やっぱり空港の外に出たい(乗り継ぎ/トルコ入国エリアに戻る)
一度、乗り継ぎのためセキュリティを通ってショップやレストランがある出発階に来てしまっても、実はもう一度下の階に下りてトルコに入国することが可能。出口は、出発ゲートAB側とF側の2か所。
出発ゲートABに向かうエスカレーターを下りる。すると右手側に見えてくる。
このEXIT(出口)から乗り継ぎエリアに戻れる。出口のところに係員の人がいて、トルコに入国したい旨伝えるとドアを開けてくれる。
Fゲート側も同じ場所にある。下の階に行くと、EXITのマークがあるので、そこから乗り継ぎエリアに戻る。この方法を見つけてから、羽田発の便は早朝6時ごろにイスタンブールに到着してしまい、空港から出てもお店もほぼ開いていないので、一度ラウンジに行ってシャワーを浴び、朝食を取ってから、市内に向かってる。旧空港の様に、早くターキッシュエアラインズのアライバルラウンジができて欲しい。