地味マイラーの旅行記

旅行、マイル・ポイントのいろいろ

トルコのお菓子バクラヴァ 老舗ナディール・ギュル in イスタンブール&東京

ターキッシュエアラインズを頻繁に使うようになって知ったトルコのお菓子バクラヴァ (又はバクラバ)。トルコ人の知人のお勧めのショップは、1843年創業の老舗ナディール・ギュル(Nadir Gullu)。この老舗がなんと日本の東京にショップをオープン。ナディール・ギュルのバクラヴァが買えるイスタンブール本店、イスタンブール空港内、松屋銀座店をご紹介。

イスタンブール本店 Karakoy Gulluoglu - Nadir Gullu

イスタンブール空港で長時間のトランジットがあるとイスタンブール市内に出るのでついで自分用とお土産用バクラヴァを買うためよく寄る。場所は新市街側、ガラタ塔のふもと、ガラタ橋から少し歩いたところ。

バクラヴァを中心としたお菓子の持ち帰りはもちろん、イートインもできる。

既成の詰め合わせも売っているけど、せっかくここまで来たら自分の好みで詰めたい。

カウンターで実物を見ながら店員に箱詰めしてもらえる。

料金はカウンターの向こうに表示されているものの、読み取るのは結構難しい。例えば、ピスタチオのバクラヴァは1kgだと420リラ/約2,965円、5個(Portion)だと85リラ/約600円。(2023年3月15日、1リラ=7.06円で計算。為替レートの変動に加え、トルコの物価は短期間でかなり上昇するので、現在の価格と乖離がある可能性あり)

自分はだいたいピスタチオとクルミバクラヴァを中心に詰め合わせにする。ピスタチオのバクラヴァ2種類、クルミバクラヴァ、ヘーゼルナッツのバクラヴァを購入した際のレシートを確認してみると。

Karisik Baklava/Mixed Baklava with Pistachioとなっているので、ピスタチオのバクラヴァの詰め合わせ(480リラ/kg)を0.535kg購入で、256.80リラ/約1,813円。

個別で買うと、キロ単価は480リラより低いので、ちょっと損してるかも。特に単価の低いクルミのピスタチオ。実際は個買いはできないと思うが、ここでは便宜上、キロ単位ではなく、個買いした場合で計算。

  • Fistikli Kuru Baklava: 90リラ/5個=18リラ/個、18リラx4個=72リラ
  • Fistikli Baklava: 85リラ/5個=17リラ/個、17リラx4個=68リラ
  • Cevizli Baklava: 70リラ/5個=15リラ/個、15リラx4個=60リラ
  • Findikli Nadir Dolama: 85リラ/5個=17リラ/個、17リラx4個=68リラ

合計268リラ/約1,892円になるので、キロ単位より割高になる。自宅用でそれなりに食べるのであれば、詰め合わせではなく、1箱同じ種類にして、それを数箱買うのがお得なのでお勧め。ただ、お土産用、自宅用でも少しずつ違う種類を食べたいとなると、少し割高ではあるものの詰め合わせで。これまでの経験から、箱詰めの場合は、個別ではなくキロ単価で計算してくれる。

箱詰めされたバクラヴァはビニールパックしてくれるので、移動中に箱が開いてしまう事態は避けられる。

恐らくこれが、一番小さな箱のサイズ。(お惣菜を入れるような透明プラスチックケースならもう少し小さいサイズもあり) ピスタチオのバクラヴァ5個とクルミバクラヴァ5個。

バクラヴァ以外にも、様々なお菓子が販売されててイートインできる。

お菓子以外にもチャイ(トルコ紅茶)等のドリンクも買える。

イートインはかなりカジュアル。ファーストフード店風に、カウンターでオーダーして支払いを済ませてから、トレーで適当な席に座る。イスタンブールの店内で、東京の百貨店(松屋銀座)に支店をオープンした映像が流れてた。

パンフレットでは、本店と製造工場の近さをアピール。200m、徒歩5分の距離。フレッシュな状バクラヴァたちが工場から運ばれてくるのでしょう。パンフレットのショップの写真は移転以前のもの。ショップがあった場所は再開発中で、冒頭の写真が現在のショップの入口。

恐らく現在のショップがある通りの1本奥の通りにあったこちらが製造工場だと思われるので、以前よりさらに距離が短くなってる。

イスタンブール空港内

イスタンブール空港には寄るけど、市内に出れるほどトランジットの時間はない場合、空港内でも購入することが可能。

トルコ製品が集まっているショップの一角にバクラヴァのコーナーがあり、そこにナディール・ギュルの製品もあり。既に箱詰め状態で、選択肢とサイズは限られるものの、売れ筋どころが揃ってる。持ち歩き用(ドライ)ピスタチオのバクラヴァ(緑色の箱)、クルミバクラヴァ(クリーム色の箱)、バクラヴァ詰め合わせ(赤色の箱)、お菓子の詰め合わせ(緑色の缶)。老舗だけあり、他のバクラヴァと比較して高価格。

もちろん空港価格というのもある。イスタンブール空港はユーロ表示 (カードで支払いの際は、ユーロからトルコリラ建てとなる)。持ち歩き用(ドライ)ピスタチオのバクラヴァ1箱(450g)15個入り35.90ユーロ/約5,157円。クルミバクラヴァ1箱(450g)15個入り28.90ユーロ/約4,152円。

  • ピスタチオのバクラヴァ: 店舗 450リラ/約3,177円、空港 79.76ユーロ/約11,458円
  • クルミバクラヴァ: 店舗 350リラ/約2,471円、空港 64.21ユーロ/約9,224円

キロ単位で比較すると、空港で購入すると約3倍の価格。(2023年3月15日、1リラ=7.06円、1ユーロ=143.655円で計算) あと気になるのが製造日。UTが製造日で、TETTが賞味期限と推測すると、2月23日製造で3月25日が賞味期限なら約1カ月は持つ。ただ、今回空港を訪れたのは3月中旬。タイミングにも寄るかもしれないが、今回は2週間前に製造した物が並んでいる。

松屋銀座

2022年11月に松屋銀座に支店がオープン。

箱のサイズが小さめ。ピスタチオのバクラヴァ1箱4個入り1,944円。日本限定なのか、銀座はちみつバクラヴァ2個1,350円という商品あり。週末の夕方だと、既に売り切れ済み。松屋銀座限定の缶やイスタンブールのデザインの缶もあり。イスタンブール本店にイスタンブールのデザインの缶があったか不明。

カウンターで選んで箱詰めするのではなく、既に箱詰めされている状態で販売。クルミバクラヴァ1箱4個入り1,728円。空港以上の高価格。首都圏じゃない人は、1箱8個入りと少し大きくなってしまうものの、オンラインでも購入できる。

価格比較

1個当たりの価格比較の結果がこちら。

ピスタチオのバクラヴァ: 本店120円/17リラ<空港343円/2.39ユーロ<松屋銀座486円

クルミバクラヴァ: 本店106円/15リラ<空港277円/1.93ユーロ<松屋銀座432円

(2023年3月15日、1リラ=7.06円、1ユーロ=143.655円で計算)

当然ながらイスタンブー本店がかなりお得。1/3ぐらいの価格で購入可能。高価格と思ったイスタンブール空港内でも松屋銀座と比べたらまだお得。日本で買えると思えば1個400円越えでも妥当なのかもしれないが、現地価格を知ってしまうと日本で買う気が起こらない。さすが、トルコ老舗店。老舗にこだわらなければ、もう少しお安めもある。

2023年イスタンブール空港 ターキッシュエアラインズM&Sラウンジ 朝食編

イスタンブール空港、ターキッシュエアラインズM&Sラウンジは時間によって食事メニューが異なる。大きく分けて3分類:朝食、日中、深夜。羽田発のフライトだとイスタンブール着は早朝5時頃。今回は、ラウンジの朝食メニューをご紹介。

日中の様子は過去記事を参照ください。

ラウンジ利用資格

利用資格者はスターアライアンスのフライトを利用する1名を招待可能。2名以降は有料でも招待不可。ターキッシュエアラインズ含めスターアライアンスビジネスクラスの乗客はM&Sラウンジは使えるものの、比較的空いている反対側にあるビジネスラウンジ利用がお勧め。

ラウンジ混み状況

羽田発のフライトで到着して、まっすぐラウンジへ。羽田空港ANAラウンジでシャワーを浴びれなかったので、まずはコンシェルジュのいるところへ行き、シャワールームの予約。現在満室で10分~20分待ちと言われ、呼び出しマシンを渡された。ラウンジ到着時には座席はほとんど埋まっていて、空いている席を探すのが大変なほどかなり混んでた。10分ほどでシャワールームの呼び出しがあったので、シャワールームへ。シャワーを浴びて出てくると、ラウンジは結構空き始めていた。シャワールームの様子は、前述の日中のラウンジの過去記事を参照ください。

コールドミール

朝食はトルコ風。野菜、チーズ各種。ほぼなくなっているもののコームハニー(巣蜜)も。

オリーブ各種、ヨーグルト2種類にミュズリ。

朝食らしくシリアル各種。なくなっていたコームハニー(巣蜜)も新しいものがきた。

フレッシュオレンジジュース、牛乳。

ホットミール

オムレツを好みで作ってくれる。時間によっては列を作って待つ必要あり。

スクランブルエッグとトルコ風スクランブルエッグ。こちらは比較的空いてた。卵料理以外に、写真撮り忘れたもののスープもあった。

パン類

クロワッサン系

しっかりパン系

パニーニは焼けるまで待ち。焼き終わると並べてくれる。

フルーツ&デザート

ショップ側のカフェエリア、いつもデメルのデザートがある場所にはフルーツ。

中側のライブラリーエリアに、ビスケット等の焼き菓子。上の部分に、デメルのデザートが少し。デザートに関してはやっぱり日中が豪華。

2023年ターキッシュエアラインズ 東京/羽田・イスタンブール TK199

2023年コロナが5類感染症に移行後、東京/羽田→イスタンブールに搭乗して、機内はほぼ満席状態で、チェックインの時から少し混み気味。ただ、羽田空港の保安検査場辺りは、フライト時間が遅めなのか混んでない。空港内のショップ&レストランはかなり営業していて、コロナ前に戻った感じ。ANAラウンジは1つしか開いておらず、かなり混んでる。シャワールームの待ち時間は約5時間なので、ラウンジでシャワーを浴びることは想定しない方がいい。

羽田空港

コロナが5類感染症に移行して、観光客も戻りつつあり、羽田空港が結構混んでいると言う噂を聞いたので早めに空港へ。21:55出発のところ、18:30頃羽田に到着すると、ターキッシュエアラインズのチェックインカウンターがまだ開いておらず。しかも、列をつくる誘導ロープもされておらず。

カート置き場の近くの案内板のところで、みんな待ち。かなりの人。19時前ぐらいにカウンターが稼働。羽田空港の保安検査場には、ビジネスクラス及びスターアライアンス・ゴールドメンバー用の優先レーンなし。ただ、ターキッシュエアラインズのチェックインのタイミングでは混んでなかった。

パスポートコントロール・出国後のレストラン案内。時間は19時過ぎぐらい。時間が遅いからか営業時間外が数店舗あるものの、コロナ禍で全部閉まっていった頃と比較するとかなり開いてる。

フードコート覗きに行ったものの、結構混んでて、長い列があるお店も。

ANAラウンジの場所

スターアライアンスのメンバーで利用できるラウンジはANAラウンジ2つ。

この日のターキッシュエアラインズの搭乗ゲートは113。ただ、フードコート近く、114ゲートのちょっと先にあるANAラウンジは午前中のみの営業で、ターキッシュエアラインズのフライト時間には閉鎖中。ただ、現在ラウンジ1つではかなり混み合ってるので、そのうちこちらのラウンジも全日営業になるのではないかと期待。

ターキッシュエアラインズ利用の際は、ショップ等に立ち寄らないのであれば、保安検査場から入ってすぐ右手の110ゲート前のANAラウンジへ。搭乗ゲート113は保安検査場から入ってすぐ左手で反対側。

ANAラウンジ全体

ANAラウンジの案内図。シャワールーム、食事エリア、ソファーエリア、軽食エリア。

シャワールーム&化粧室

ラウンジ入って受付横にあるシャワールームの予約。7室に45名町で、待ち時間予想は310~350分。5時間待ち!!!ターキッシュエアラインズでチェックインを終えてラウンジに来たら、この時間、絶対、シャワー浴びれません。そんなこととは知らず、ここまで来てしまった自分。結局シャワーを浴びられたのはイスタンブールのラウンジでした。早くANAラウンジ2つ開けて欲しい。

女性用化粧室には雪肌精の化粧水と乳液が置いてあった。コットンはなかったものの、機内持ち込み用を持ってくるのを忘れた時には便利。

食事エリア

食事エリアの案内図。

19時過ぎで食事時なためか、こちらも混んでる。

真ん中の温かいお食事エリア。から揚げ、アスパラガスとベーコンのパスタ、ラタトゥイユ等。

アルコールエリア。

赤と白ワインはANAスペシャル。国際線エコノミークラスで提供しているワインだそうです。自分も含めスターアライアンス・ゴールドメンバーでエコノミークラスの乗客はかなり多いと思うけど、ビジネスクラスも使うラウンジでエコノミークラスのワインを提供なのか。

スパークリングワインはスペインのカバ。

自分は直接ヌードルバーに行ってラーメンをオーダーしたけど、お食事オーダーシステムと言うのがあるらしい。

軽食エリア

食事エリアの反対側にある軽食エリアは、品揃えは限らるものの、同様のものが用意されていて空いてる。サラダ&サンドイッチ。デザートのプチシュー。

おにぎり、いなり寿司、パン。

パスタとラタトゥイユのホットミールもあり。

2023年パリ・シャルルドゴール空港ターミナル1&スターアライアンス・ラウンジ

パリ・シャルルドゴール空港では、スターアライアンスの航空会社は全てターミナル1に集結。使えるスターアライアンス・ラウンジはコンパクトなものの、混雑はなく、かなり余裕がある。食事もドリンクもそれなりに充実。  

ターキッシュエアラインズ、全日空を含めたスターアライアンスは全てターミナル1。航空会社ごとのラウンジはなく、スターアライアンスとして1つのラウンジで対応。中東系エミレーツ航空カタール航空も同じターミナル1。

ターミナル1

パリ市内ロワジーバスで空港に向かうと一番最初に到着するところ。電車(RER)だと駅到着後に空港内無料モノレールで移動。ターミナル1はドーナッツ型の建物で、ターキッシュエアラインズはロワジーバス到着バス停から入ってすぐのところがチェックインカウンター。

スターアライアンスのゴールドメンバーとビジネスクラスの乗客は、優先レーンとしてN1が使える。入口は、チェックインカウンターの反対側ぐらい。

ドーナッツ型の真ん中の空洞にはこんな感じのエスカレーターが設置せれていて宇宙?近未来?っぽい。恐らく完成当時はかなり斬新なデザインだったと思う。ただ、現在の拡張具合を見ると使い勝手は悪そう。

ラウンジへのアクセス

出国手続きを終えると、この様な場所に出る。案内はあるけど、一見向こう側に行きづらい。遠慮なくロープを超えエレベーターの方へ向かう。

時間によってはこんなに混んでいることも。これはエレベーター側から見たところ。左手奥に見えるのがパスポートコントロール

エレベーターでスターアライアンス・ラウンジのある10階に向かう。カタール航空のラウンジは11階。

エレベーターを降りて、奥へ奥へと進むとラウンジに到着。

ラウンジ全体

入口で受付を終えてラウンジに入るとこんな感じ。奥に窓があり明るい。サイズはかなりコンパクト。奥に階段があるので、もしかすると上にラウンジが続いているのかも?行っていないので不明。左側ソファー席、真ん中テーブル席、右側手前にミール&ドリンクエリアがある。

ラウンジ内にはwifiが飛んでいて、コンセントもある。マルチプラグではないので、ヨーロッパ用(C)アダプターが必要。

受付からラウンジに曲がらず、まっすぐ進むとシャワー&トイレのエリア。シャワールームは3室。ロックされていたので、使用するには受付に伝えて鍵をもらう方式なのかな。右側の写真はトイレ。普通。

食事&ドリンク

食事はそれなりに充実。コールドミールのサラダたち。その奥に、温野菜、白ご飯、ポテト、チキンシチューなどのホットミール。

他にもボロネーゼ・ペンネに野菜焼きそば。

小麦粉コーナー。パン1、クロワッサン、パンオショコラ等のデニッシュ系、パウンドケーキ、カップケーキ。それに見えないけどフルーツジュース。これで1カウンターを1周した感じ。

ミールメインのカウンターの向かい奥側にあるのがドリンクコーナー。お水に、ドライヤー、プレッツェル、ピーナッツのおつまみ。

お水はブリタで浄水されたもの。炭酸水、常温水、お湯が出るらしい。炭酸水を選んだものの炭酸を感じられなかった。

その隣には、ホット&コールドドリンク、チーズやハム等の軽食、ヨーグルトとカップデザート。

その隣がアルコールコーナー。ハードリカーの各種。ワインは全てGerard Bertrandのもの。

ENOTECA Online(ワイン通販 エノテカ・オンライン)

生産者の説明はあるものの、同じ種類の扱いはなし。スパークリングワインはAn 825 Cremant de Limoux Brut。生産者のオンラインショップでの価格は約23ドル。

白ワインはCote des Rosesソービニヨンブラン。約17ドル。

Cote des Roses sauvignon blanc (750ml)gerard-bertrand.shop

赤ワインだけ、別の場所。目につくところでアピールされてる。Gerard Bertrandのラングドック。約18ドル。

搭乗ゲート

ドーナッツ型のメインビルから搭乗ゲートがあるビルまでは地下の動く歩道を通じて移動。写真を撮り忘れたものの、かなり長い。感覚として東京ディズニーランドに行くときの東京駅の京葉線ホームに向かっている感じ。途中動く歩道を終えた辺りでで、優先レーンN1と分かれる。

搭乗ゲートがあるビルに到着すると免税店等のショップ。

搭乗ゲート付近の待合場所。ソファーが少しゴージャスで座り心地よし。

2023年トルコの現地SIM

イスタンブール・カードのため、トルコの電話番号が欲しい。今回は気になっていたトルコの現地SIMの情報を入手してみた。結論から言うと、自分的には短時間トランジットであれば、購入したくない程高額だった。ただ、トルコ周遊する等でそれなりに滞在する人には悪くないオプションかもしれない。

イスタンブールの空港に店舗があるのはVodafoneとTurk Telecom。場所は到着出口から出て左側、両替所の後ろ側。出口12のあたり。

Vodafone

ショップとしてはVodafoneは大きい。

こちらが旅行者様に販売されているプラン。

  • 20GB:68USD
  • 50GB:77USD
  • 70GB:86ドル
  • 100GB:97ドル

上記のプランではWhatsApp、Signal、Messenger、InstagramFacebookTwitterは無制限、750分のトルコ国内通話、250トルコ国内SMSも含まれる。

Turk Telecom

店舗の写真は撮り忘れ。Vodafoneのショップの写真でいう左側にある。ショップの大きさはVodafoneの1/4程度。

こちらが旅行者様に販売されているプラン。

  • 25GB:68USD
  • 60GB:77USD、旅行用チャージャーのギフト付き
  • 86GB:86ドル、旅行用チャージャーのギフト付き
  • 120GB:100ドル、旅行用チャージャーのギフト付き
  • 170GB:130ドル、ワイヤレス・イヤフォンのギフト付き

上記のプランではInstagram、WhatsApp、TwitterFacebookYouTubeGoogle+(まだ運営されてる?)、Snapchat、トルコ国内通話、トルコ国内SMSが無制限。

料金は、Vodafoneより安めに設定。しかも、店頭でクレジットカードで支払えば、更に10%割引と言われた。

まとめ

料金だけで言うなら、VodafoneよりTurk Telecomがお得。接続カバーエリアは2社を比較していないので不明。ただ、自分の利用している、FlexiroamはTurk Telecomに接続され、問題は感じていないので、Turk Telecomは悪くないと思う。ただ、短時間のトランジットには25GBもいらないし、68USDは高すぎる。FlexiromかDENTがお勧め。

ターキッシュエアラインズ トランジットホテルその1 Clarion Hotel

今回ターキッシュエアラインズの無料トランジットホテルとして割り当てられたのは、Clarion Hotel。市内観光には不便な場所にあるので、通常ここに宿泊する人は少ないと思う。ただ、自分がこれまで10回ほどターキッシュエアラインズのエコノミークラスのホテルサービスを利用して、このホテルを割り振られたのは3回目なので、トランジットで使う人を想定して、ホテルの客室&食事、そしてホテル周辺の情報をご紹介。

ホテルの立地

ホテルは空港からシャトルバスで約1時間ほど市内に向かったところ。ただ、市内にではあるものの、観光スポットの多い市内中心部からは結構離れた場所。

チェックイン

空港からのシャトルバスの運転手が予約に必要な書類を持っているので、運転手がホテルの受付にその書類を提出して、トランジット客はチェックインする。チェックインにはパスポートの提示が必要。その際に、チェックアウト&空港行き迎えのシャトルバスの時間を教えてくれる。今回のホテル滞在は朝~夜の約半日で食事は朝食と昼食の2回が無料で含まれている。朝食は宿泊客全員についているからか、特にクーポンはなく、ランチはルームキーと共にクーポンが渡された。日中はイスタンブール市内観光に出かけるので、昼食はホテルで食べないので、夕食に変更してほしいとお願いしたが、却下された。

客室

1人だったものの、部屋はツイン。シングルの場合、これまでのトランジットホテルでもダブルではなくツインが割り当てられる。チェックイン時に希望したら変更できるのかは不明。無料のホテルwifiも飛んでます。

窓の外は、建設中のビル。

無料のミネラルウォーター、電気ケトルに、コーヒーと紅茶のセット。棚に隠れているものの、冷蔵庫もあり。

バスルーム。バスタブなし、シャワーのみ。

アメニティは結構揃っていて、シャンプー、コンディショナー、ボティーソープ、ボディーローション、石けん。シャワーキャップ、コットン、綿棒、爪やすり、スリッパ。

食事

朝食はビュッフェ。温かいものから、冷たい物まで揃ってます。卵料理はオーダーするとオムレツ等作ってくれます。トルコの様々なオリーブやヨーグルトもあり、ホットドリンクコーナーにはチャイもあり、トルコにいることを実感。日中は、市内観光に出てしまい、ホテルで昼食を食べていないので、どんな感じだったかは不明。

ホテル周辺


徒歩圏内にスーパー2軒、スタバ、レストランあり。

スーパーは夜まで開いているので、日中市内観光をして戻ってきたとっころで、ローカルなお土産を探して探索してきました。地元スーパー?のFile、大きめ。初めにこちらに寄り、ことが足りたので行かなかったものの、道路挟んで向かいに、フランス系スーパーのカルフール

市内へのアクセス

観光スポットが多い市内中心部までは約10キロ離れたところ。公共交通機関で中心部まで向かおうと思うと、メトロ(M)やトラム(T)を乗り継ぐ必要がある。公共交通機関の料金はかなり安いものの時間も結構かかる。イスタンブール市内の交通事情についてば別記事参照ください。

自分はホテルに朝到着して、疲れて一寝入りして起きたらもうお昼近かったので、市内まではホテルの受付でタクシーを依頼。ホテルで呼んでくれるタクシーはクレジットカード払いができるタクシーで助かった。帰りは時間があったので、旧市街・新市街を走る地下鉄M2からM7に乗り換えてホテルに戻った。所要時間、約1時間。

最寄りの地下鉄の駅はM3とM7のMahmutbey。距離にすると1キロ程。ただ、駅までの道はかなりの坂道、かつ結構ひと気がない。

ホテル近くのラウンドアバウトから駅方向の写真。ちょっと見にくいですが、中央のラウンドアバウトの後ろにある登り道が駅までの道。

ブレてしまったけど、これが駅からホテルの近くのラウンドアバウトまでの坂道。結構な傾斜。夜で、ひと気もかなりなく、3人ぐらいしか見かけず、一人歩きは少し怖かった。

チェックアウト

チェックイン時に言われた時間に空港行きシャトルバスが来るので、それまでにチェックアウトしてロビーでシャトルバスが来るのを待つ。だいたい乗り継ぎ便出発時間の3時間前ぐらい。一度、ここではないホテルで時間通りに下りて行ったら、既にシャトルバスが出発していて揉めたことがあったので、その後置いて行かれるのが怖くて5分前にはロビーにいる様に心がけてる。

シャトルバスで空港に向かう途中、別のホテル、Ever Hotelにも寄ってトランジット客をピックアップ。こちらもトランジットホテルの1つのよう。

2023年イスタンブール空港の乗り継ぎ

イスタンブール空港での乗り継ぎ、トルコ入国、ターキッシュエアラインズのホテルサービスとツアーイスタンブールに関してご紹介。

乗り継ぎ

飛行機が着陸しても、その後結構長い間滑走路から動いて、実際にゲートに到着するのは着陸からおおよそ10分後ぐらい。

日本便を含む長距離便が到着する場所はだいたい中心部から離れていたA、B、Fゲート、乗り継ぎとトルコ入国どちらの場合も一旦中心部に向かう必要あり。到着・乗り継ぎの場所まで8~10分と表示あり。動く歩道を使ってもかなり距離があると感じるレベル。中心部までに途中にトイレが何か所かあり。

到着階は出発階の1つ上なので、動く歩道のカラス張りのところから出発階の様子を見下ろすことができる。(こちらはFゲート側)

中心部に近づくと家族と高齢者用のファーストトラックあり。0歳~5歳の子供がいる家族と65歳以上は、こちらのファーストトラックでセキュリティを通って下の出発階に行くことができる。

それ以外の人は、到着階から1つ階を下りて出発階の乗り継ぎエリアへ。(こちらはABゲート側)

出発ゲート的に言うとAB側/空港の左側から中心部に向かった場合は、手前からトルコ入国のパスポートコントロール(青)、国際線乗り継ぎ(赤)、国内線乗り継ぎ(紫)の順。色分けされているので分かりやすい。

青のサインのトルコ入国パスポートコントロールの後が、赤のサインの国際線乗り継ぎ。乗り継ぎ便の搭乗券をかざして列に並び、セキュリティチェックを受ける。多くの人が乗り継ぐので時間によっては結構混んでる。待ち時間が表示され、この時は0~10分程度。ビジネスクラススターアライアンスゴールドのファストトラックはこの先。

ファーストトラックの入口にいる係り員がビジネスクラスまたはスターアライアンスゴールドのチケットか確認して通してくれる。

ABゲート側/空港の左側ととは逆のFゲート側/空港の右側に到着した場合はこんな感じ。

手前から国内線乗り継ぎ(紫)、トルコ入国のパスポートコントロール(青)、国際線乗り継ぎ(赤)の順。

どちら側から来ても国際線乗り継ぎ(赤)は1つしかないので、そこからは同じ。セキュリティが終わると、1つ上の出発階に上がる。

出発階に上がったところがこちら。

日本出発便はほぼ定刻または少し早めに出発するので、イスタンブールもほぼ定刻着で乗り継ぎでこれまで問題になったことはない。ただ、一度アフリカ出発便が大雨で出発が大幅に遅れて、乗り継ぎ時間が1時間を切ってしまった時は、航空機を降りて空港ターミナルに入ったところで、係員が待っていて、係員の案内で中心部まで行かずお急ぎ乗り継ぎセキュリティチェックの様なところを使って乗り継いだ。自分自身はラストコールで搭乗できたが、荷物は間に合わず、荷物が届くのを数日待った経験あり。

なお、ヨーロッパから到着の場合は、飛行機を降りたゲートの途中で、係り員に乗り継ぎがトルコ入国か確認され、乗り継ぎの場合はセキュリティは特になくそのまま出発階に誘導される。パリから到着時はこの搭乗ゲートから出てきた。トルコ入国の場合は、上記の到着階に誘導されトルコ入国することになる。

トルコ入国

青のサインが、トルコ入国のパスポートコントロール。実は外国人用とトルコ人用の2か所ある。出発ゲート的に言うとAB側/空港の左側から中心部に向かった場合は、まず外国人用で、その後にトルコ人用のトルコ入国のパスポートコントロール。トランジットで入国場合、パスポートと乗り継ぎ便の航空券をパスポートコントロールに出すとすんなり入国できる。日本人の場合、トルコ入国に際しては、パスポートの有効期限が6か月以上あればビザは不要。昔(コロナ前)、パスポート有効期限が6か月を切れてトルコにトランジットで入国しようとしたらビザ取得が必要と言われました。ビザは空港で即時取得可能なものの、確か1万円近く支払った記憶があるので気をつけましょう。

その先にあるのが、同じ青のサインでトルコ人用のトルコ入国のパスポートコントロール。トルコ国旗のサインがぶら下がってる。ビジネスクラススターアライアンスゴールドのファストトラックはトルコ人用の隣。今回到着時は外国人用パスポートコントロールは混んでなかったものの、混んでいる場合は少し歩くものの、ファストトラック利用が便利。

入国が済んだら、チェックイン荷物受け取り場所を通って出口に向かいます。トランジットの場合は、荷物は最終目的地で受け取るのでここで受け取る必要なし。下りると免税店あり。

出口は1つで荷物受け取りレーン16の近くなので、免税店を通過して左に曲がるか、免税店のところで左手に進む。免税店の他、トイレ、両替所、無料wifiマシンもあり。

出口は税関申告あり(赤)となし(緑)で分かれてる。トルコが最終目的地で大荷物(特に段ボール)の人は申告なし(緑)の出口でも途中で立っている係り員から止められているのも見ました。トランジットの場合、ホテルステイでも荷物は機内持ち込み程度で身軽なので止められることはないと思う。

ターキッシュエアラインズのホテルデスク

ホテルデスクは空港ターミナル出口13近くにあるので、荷物受け取り後の出口から出たら右(バーガーキング)側に進み、奥にある出口13を目指す。出口13まで向かうのは地下鉄に乗る場合と同じなので、写真付き詳細情報が必要な場合は、別記事を参照ください。

ホテルデスクと待合席。

結構並んでると思ったら、右側はTouristanbulの列でした。左側んおホテルデスクは全く並んでません。ホテルデスクで乗り継ぎ便の搭乗券を出してホテルをお願いすると、隣の待合席でしばらく待つように言われる。

しばらく待つと、係員から名前を呼ばれ、1つ下の階にあるシャトルバス乗り場まで案内される。事前予約はできず、ホテルも選べず、ホテルの使用状況でその時に割り振られる。以前記事に書いたがビジネスクラスの場合は、ほぼルネッサンス・ポラット。

エコノミークラスの場合は本当に分からず、今回はClarion Hotel。このホテルに割り振られたのは3回目。

ホテルサービス

ターキッシュエアラインズを利用して、イスタンブール空港での乗継時間がエコノミークラスは12時間以上(ビジネスクラスは9時間以上)ある場合、ターキッシュエアラインズが無料で空港外のトランジットホテルを手配してくれるサービス。注意点は、イスタンブール空港から次の目的地への乗り継ぎ便が一番早いフライトで、乗り継ぎ時間が12時間以上であること。例えば、乗り継ぎ時間が6時間のフライトがあるにも関わらず、乗り継ぎ時間12時間以上のフライトを選んだ場合は、無料のホテルサービスは適用にならない。乗り継ぎ時間が6時間のフライトが既に満席で予約できず、仕方なく乗り継ぎ時間12時間以上のフライトになる場合も適用不可。ヨーロッパ便は同じ目的地向けに1日に数便あるケースが多いので、予約時に乗り継ぎ時間が短いフライトが出てこない場合も念のためにフライトスケジュールを確認することをお勧め。ターキッシュエアラインズのホテルサービス詳細については、サイト(英語のみ)で確認ください。

ツアーイスタンブール (Touristanbul)

ちなみに、Touristanbulもターキッシュエアラインズがトランジット客に無料で提供しているサービスで乗り継ぎ時間が6~24時間のトランジット客が対象。乗り継ぎ時間に合わせて、2023年4月時点8つのツアーがあり。食事がついていたり、施設の入場もファストトラックで無料で効率よくイスタンブール観光ができる。ホテルサービスとは違い、Touristanbulに参加するためにあえてイスタンブールの乗り継ぎ時間を長くしても対象になるので、イスタンブールが初めての人にはお勧め。詳細はサイト(日本語あり)で確認ください。

待合席の隣の人はTouristanbul参加者でした。